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【阪神新監督】矢野燿大監督はどんな監督?チームは本当に強くなるの?優勝できるの?

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こんにちはカズヤです。

 

 

今回は阪神の新監督 矢野燿大監督について。

 

 

 

 

 

今シーズン最後に金本監督が「辞任」という形で監督を降板し、

 

19年シーズンから2軍監督矢野燿大氏が

 

一軍の監督として就任することが決まりました。

 

 

 

www.sankei.com

 

 

 

そしてファンとして気になるのは、

 

 

 

「矢野監督はどんな監督でどんな野球をするのか?」

 

 

「本当に阪神は強くなれるのか?」

 

 

「来年優勝できるの?」

 

 

という所だと思います。

 

 

 

今回はその部分について書いていきます。

 

 

 

 

「脱スパルタ」「超積極野球」

 

まず気になる矢野監督の野球ですが、

 

 

今年の二軍監督の時の野球を振り返ると

 

 

 

「超積極野球」を掲げ、

 

 

 

「初球からどんどん振っていけ」

 

 

「塁に出たらドンドン盗塁しろ」

 

 

 

という言葉を何度も選手に伝え、

 

 

 

その言葉通り「積極的な野球」は選手にも浸透。

 

 

 

 

結果は、

 

 

チーム打率は.248と低いですが、盗塁は163と圧倒的な数字を残し

 

 

見事ファーム(2軍)で監督一年目にして優勝も果たしました。

 

 

 

 

今回の一軍監督就任もその結果を買われての、

 

 

球団からの要請だったとも言われています。

 

 

 

 

 

2軍監督時代を振り返って矢野監督は

 

 

 

「2軍監督時代に感じたのは

 

 

『選手がとにかく失敗を恐れて委縮してプレーしている』

 

 

ということだった。

 

 

それはものすごくもったいないこと。

 

 

 

だったら余計なことを考えず伸び伸びプレーしてほしいと思って、

 

 

「超積極野球」を掲げた。

 

 

 

『失敗してもいい』、

 

 

『1イニング三球で終わってもいい』、

 

 

『積極的なプレーをしたなら、失敗しても怒らない』

 

 

 

ということを選手に耳がタコになるぐらい伝えていました。」

 

 

 

この話はファンの間でも浸透するほど、

 

 

矢野監督の「超積極野球」に共感や、応援をする人たちも多かった。

 

 

 

 

 

 

それはファンの間だけでなく、

 

 

 

 

 

1軍で振るわず、2軍に落ちてしまった選手でさえも

 

 

 

 

 

口をそろえて

 

 

「矢野監督に大切なことを教わった」と発言し、

 

 

 

 

1軍に戻り何人もの選手が見事に活躍していた姿も印象的でした。

 

 

 

 

 

また矢野監督は自身で

 

 

 

「心技体のなかで僕は『心』を大事にしている。

 

そこをどう持って行かせるかが、すごく大事だと思っている」

 

 

 

とも言っています。

 

 

 

 

 

発言を見る限り、前監督の金本監督とは真逆な印象を持ちます。

 

 

 

 

 

 

 

金本監督はスパルタな印象でしたが、

 

 

 

 

矢野監督は「脱スパルタ論」を大切に選手を指導しているようですね。

 

 

 

 

 

 

それも2軍ではあるけれど、

 

結果にも結び付いているのはすごく面白いし、楽しみです。

 

 

 

 

中々歴代の阪神の監督をみても、いなかったタイプの監督です。

 

 

 

 

そして若者目線で見ても、現代の選手とも非常にマッチした監督だとも思います。

 

 

 

 

「来年阪神は強くなるの?」「優勝できる?」

 

 

そして皆さんが一番気になるのはここだと思います。

 

 

矢野新監督になって阪神は強くなるのか?

 

 

優勝できるのか?と言う部分。

 

 

 

 

結論から言うと私は間違いなく強くなると思います。

 

 

 

 

前提として選手の力だけで見たら、

 

おかしな采配や指導をしなければ「Aクラス」に行ける可能性は全然ある。

 

 

 

 

まだ一軍監督としての采配は見ていないので分かりませんが、

 

 

 

 

ヘッドコーチをしていた時を振り返ればそこまでおかしな采配をしている印象はありませんでした。

 

 

 

 

そして「超積極野球」についても変わらず一軍でも続けていくと発言しています。

 

 

 

 

 

 

二軍時代のように「毎回初球から振ること」はなかなかできないと思いますが、

 

 

走塁面に関しては「超積極的な心」が浸透すれば、

 

 

絶対的に得点力は上がります。

 

 

 

 

阪神の攻撃に足りないのは「走塁の意識の高さ」です。

 

 

逆に強いチームは「走れます」。

 

 

 

今年の広島やヤクルトがその象徴でした。

 

 

 

 

 

また阪神も上本が怪我をするまでは走れていたし、

 

 

打てない中でも点はとれていました。

 

 

 

 

 

走塁の意識だけでも選手個々に監督が「積極性」を浸透させることができれば、

 

 

去年より明らかに強くなることは間違いないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に「優勝はできるのか?」という点ですが。

 

 

 

「別に不可能ではないです。」というところでしょう。

 

 

 

 

最下位のチームから優勝することは何度だってありましたから。

 

 

 

2005年の落合監督の中日

 

 

2012年の栗山監督の日ハム

 

 

 

は記憶に新しいと思います。

 

 

 

可能性としては無いことは無いです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ問題なのは

 

 

 

 

一年目で「監督のやりたい野球」と「選手の実力」がどれだけマッチするか

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

これがうまくハマれば当然優勝も狙えますが、

 

 

落合監督も栗山監督もそこには相当苦労したはずです。

 

 

 

 

 

 

 

落合監督は一年目のキャンプから朝から長時間練習させ、

 

 

 

選手が本当に死んでしまうのではないかというぐらい練習させ

 

 

体に覚え込ませた

 

 

 

と言っていますし、

 

 

 

 

 

 

栗山監督も「中田と心中する」と心に決め、

 

 

開幕からどんなに打てなくても、

 

 

どんなにバッシングされても

 

 

「4番 中田」を一年間外すことはありませんでした。

 

 

 

 

 

その姿や信念を見て選手にも、中田本人にも伝わり、

 

今もなお常勝チームの監督して居続けているわけです。

 

 

 

 

 

 

 

阪神というチーム、ファン、マスコミ

 

なども考えると、

 

 

 

 

 

中々一年目から「好き放題やる」ということは正直難しいでしょう。

 

 

 

 

だけど二軍であれだけの野球を見せられ

 

 

矢野監督の発言や人柄を考えるとやはり期待はしていいとも思います。

 

 

 

 

まとめ

 

会見では、

 

矢野監督自身「優勝は当然狙っている」と宣言していました。

 

 

www.jiji.com

 

 

 

一ファンとしても、

 

 

「超積極野球」は非常に楽しみですし、

 

 

どれぐらい選手はそこに応えてくれるのかなという興味もあります。

 

 

 

矢野監督の「心を大事にして、選手にもそれを伝えていく」という

 

 

観点はものすごく共感もしますし、

 

 

期待もしたくなってしまいます。

 

 

 

来年から応援しつつ、かつ

 

 

長いスパンで温かく見守りたいと思います。

 

 

 

 

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