【矢野監督、木浪へ打撃指導】指導後→木浪4打数4安打1ホーマー6出塁!の秘密
こんにちは。カズヤです。
しばらく巷で流行りのYouTuberとして活動していましたが、本日からyoutubeと並行しまたこのブログも再開していこうと思います。
よろしくお願いします。
早速今回は昨日7/28対ヤクルト戦、
4打数4安打1本塁打6打席6出塁と大活躍を見せた木浪選手について。
木浪選手の全打席の動画が下記のリンクから見れます。
木浪選手は昨日の試合前まで
最近5試合打率.067(15-1)と絶不調でした。
それを見兼ねた矢野監督、コーチ陣は総出で木浪選手へ付きっきりの指導。
その指導が実り、1打席目から見違えるように良くなり試合終了まで大活躍を見せました。
気になる矢野監督の指導内容も記事で載っていましたので、一部抜粋して紹介します。
-木浪と試合前話していたが
矢野 自分の経験から見ていても、調子が悪いとボールを長く見たいし、体重を前に移動したくないというのを勘違いしちゃうんだけど。ボールを長く見たいし、体重が前に行っちゃダメだって。残りすぎて結局、打ちにいく時に受けちゃっている形になっていたから。どっちかというと、静止して「静から静」で動かずにボールを見るのは難しい。動きながら「動から動」でボールを見に行く中でボールを探さないと。調子悪くなるとどうしても止まっちゃう。最後の泳ぐっていうのも泳いだらダメだって調子悪くなると思っちゃうけど、逆に泳いでいっても胸だけ見せなかったら対応できると思うで、ということを言って。「動から動」で動いて打ちにいったらいいんじゃないっていうことを言って。
といった内容でした。
このインタビューで矢野監督の打撃指導の
「有能さ」が伺えます。
木浪選手は、前のカードの中日戦の打席を見ると、
確かに「ボールをかなり長く見よう」としている意識が見えます。
そのせいで始動が完全に遅れ、直球に全くタイミングが合わずに空振り。最後は同じ軌道から変化球を投げられ引っ掛けて内野ゴロや空振りなどのシーンがかなり目立ちました。
矢野監督の言う、
調子が悪いが為に
「ボールを見極めたい」、「ファームを崩されたくない」という焦る気持ちから、
「静から静」、いわゆる投手に対して完全に「受け身の状態」で打席に入っていたということです。
これでは中々狙い球を絞ることもできないし、
狙い球を待っていても全くバッティングをさせて貰えないのが関の山です。
この状態を見兼ねた矢野監督は「動から動」、
つまりボールを待つのではなく、
始動を早く取り、ボールをこちらから迎えて打とうという感覚。
投手のタイミングに合わせてじっと待つのではなく、まずこちらから直球にタイミングを合わせるぐらいに早く動いて、ボール見に行こうという指導をしたのではないかと思います。
その結果木浪選手は1打席目から構えも、
投手が投げる前から、動きながらタイミングを取るような構えに変わっており、
全くタイミングの合っていなかった直球も当たり始め、ストライクゾーンに来るボールは殆どスイングをかけていました。
こうした結果、どんどん振ることによってタイミングも合いやすく、基本的に直球に合わせている為ポイントも前になり、
変化球も泳ぎながらも長打が打てるという、本当に見違えるほどの打席内容になっています。
もちろんその内容と共に結果も付いたのでしょう。
(不調時の木浪選手と好調に戻った木浪選手の打席の違い)を下記のリンクから見れます。
近年打撃コーチに悩まされてきた阪神ですが、
監督業についている人の方が打撃指導が優れているというのも皮肉なものです。
今年の井上コーチ、新井良太コーチに関しては、最近の野手の結果を見てももちろん、インタビューなど見ていても近年の中で個人的に良いコーチの部類だと見ていますが、
こうした矢野監督の助言の良さを見ていると、
同じ世代の金本氏やゴルフで遊んでる真弓氏などを野放しにしているのが、本当に勿体無いなとつくづく思ってしまいます。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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