プロ野球ブログ

プロ野球について思うことを淡々と。

「巨人はなぜ炭谷捕手を獲得したのか?」「本当に炭谷は必要か?」という皆さんの疑問に回答します

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今オフ巨人は、FAで炭谷選手、丸選手、

 

 

 

 

そして自由契約だった中島選手、

 

 

 

新外国人としてメジャーリーガーのビヤヌエバ選手と

 

 

 

大補強に成功しました。

 

 

 

 

 

この後も隙あれば巨人は投手の獲得にも動くことでしょう。

 

 

 

 

最近では岩隈投手の獲得に動いている報道もありましたが、

 

どうなるでしょうか。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

そして巨人ファンの方含め、

 

 

 

プロ野球ファンの方がこの大補強に疑問を持った

 

 

 

「炭谷選手の補強」について書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

一部多くのファンからは、

 

 

 

 

 

「何故炭谷を獲ったのか?必要か?」

 

 

 

 

「どれだけ捕手を獲ったら気が済むのか?」

 

 

 

「今年は阿部の捕手復活や小林もまだいるのに、若手はどうするのか?」

 

 

 

 

と、いろんな反対意見や疑問を持った声が飛び交いました。

 

 

 

 

 

 

ただ結論から言いますと、

 

 

炭谷捕手の獲得は「優勝するためには必要だった」と言えます。

 

 

 

その根拠を書いていきましょう。

 

 

 

 

小林選手の評価はプロレベルから見たら「非常に低い。」

まず巨人正捕手の小林選手です。

 

 

彼は今年の後半を除き、「阿部選手の後見人」として期待され

 

ほとんどの一軍の試合でマスクをかぶってきました。

 

 

 

ファンからも炭谷選手の獲得に疑問を持った理由として、

 

この小林選手の存在が大きかったと思います。

 

 

ここ数年の巨人を引っ張て来た一人の選手でしたからね。

 

 

 

 

ただ残念なことに、

 

小林選手はプロレベルの捕手としては、非常に評価が低いんです。

 

 

gendai.ismedia.jp

 

 

上記の記事ではいろんな解説者や捕手としてレジェンドクラスの人達が

 

「小林について」語っています。

 

 

 

 

 

一番気になったのは野村克也氏の言葉。

 

 

「私は捕手のレベルを分類するときに『一軍にいられる捕手』『正捕手』『名捕手』と段階を分けるんだけど、私の評価では小林はまだ『一軍にいられる捕手』にも入らない。捕手としての技術、投手のリードについて、基礎もできていないと思う。」

 

 

 

野村氏からは「一軍にいられる捕手にも入らない」

 

小林選手は厳しい評価をされているようです。

 

 

 

 

 

また小林選手のリードについて、直接阿部選手が対談で触れている動画があります。

 

www.youtube.com

 

 

 

小林選手が評価されない理由として、

 

 

よく言われるのは「遊び心が無い」ということです。

 

 

 

 

その引き合いに阿部選手やOBの谷繁氏、古田氏のような

 

 

一流捕手には「遊び心がある」と言われます。

 

 

 

 

 

逆に小林選手はミーティングしたことをなんとか守ろうとして戦う。

 

 

 

 

 

動画内でもそのことについて小林選手は言及していますが、

 

 

遊び心については「よく分からない」そうです。

 

 

 

 

 

 

今年の後半戦も若い選手が台頭し、

 

 

大事な試合でのスタメンマスクを被っていなかったのも

 

 

今思うとそれだけの内部からの評価も露呈されていたのかなと。

 

 

 

 

 

 

 

「小林選手がいるのになぜ炭谷選手を?」と疑問に思っていた方は

 

 

 

そもそも小林選手の評価は「プロレベルから見ると低かった」ということを

 

 

 

考えると、うなずける理由にはなる。

 

 

 

 

 

大城選手や宇佐美選手の「若手捕手育成」はどうなるの?

 

そしてもう一つ上がっていた、「若手捕手」の育成です。

 

 

 

 

ここまで巨人は「阿部選手の後見人」のため、

 

 

多くの捕手をドラフトで獲得してきました。

 

 

 

 

 

そこで小林選手に台頭してきたのが大城選手や宇佐美選手です。

 

 

 

 

 

今年の後半戦も大切な試合でもスタメンマスクを被り、活躍するなど

 

 

着実に育成が進んでいたに見えたこの矢先での、

 

 

炭谷選手の獲得。

 

 

 

 

 

さらに報道を見ると、炭谷選手の契約は「レギュラーの確約」も入っているなど

 

 

 

 

小林選手の存在や阿部選手の捕手復活を考えると、

 

 

 

ますます若手の捕手にチャンスが巡ってくるのは少なくなりそうです。

 

 

 

 

 

 

ファンの方は「若手育成はどうなるの?」という心配も上がっているようですが、

 

 

 

 

 

 

巨人フロントとしては、

 

 

「そんなもん知らん。来季の優勝しか考えていない。」

 

 

というところが本音でしょう。

 

 

 

 

 

 

巨人はここまで5年連続で優勝を逃し、

 

 

 

ワースト記録を更新し続けている現状です。

 

 

 

 

 

今年は原辰徳氏を監督に向かい入れ、コーチ陣含め、

 

 

 

首脳陣に大改革が起きました。

 

 

 

そしてこのオフの大補強。

 

 

 

 

 

ここまでのフロントの動きを見ていると、

 

 

高橋監督が積み上げたものは何だったのか?と思うぐらいチームを大きく動かし、

 

 

本当に「優勝」しか考えていないということは伝わってきます。

 

 

 

 

 

正直「若手育成」に関しては、もうフロント側はあまり考えていないでしょう。

 

 

 

 

それよりも「来年優勝するためにはどうするべきか?」

 

 

ということが第一として念頭に置いていると思います。

 

 

 

 

とは言えとは言え、監督があの原さんなので

 

上手く運用してなんだかんだ育ててきそうですがね。。。

 

 

炭谷選手の獲得は「来年優勝を狙う」ならばアリ。

 

 

そういう意味合いでは「炭谷選手の補強は巨人にとっては良かった」と思います。

 

 

 

 

優勝チームは第一として「捕手の充実」が重要です。

 

 

 

 

 

今年のソフトバンクや広島がいい例でしょう。

 

 

 

 

 

控えも含め、「ある程度はやってくれる捕手」が多いと

 

 

何が起きてもチームは安心して戦える。

 

 

 

 

 

来季は阿部選手も捕手復帰に加え炭谷選手の加入、

 

 

そして小林選手や若手の存在も考えると

 

 

捕手に困るということは無いでしょう。

 

 

 

 

 

阿部選手も捕手復帰するとはいえ

 

約3年ぶりの捕手で、「未知数」な部分も多々あります。

 

 

 

 

その中で炭谷選手が入ってくれたならば、

 

首脳陣としても安心してシーズンは迎えられるでしょう。

 

 

 

 

 

 

将来的に必要だったのかどうかはさておき、

 

 

来季の優勝を狙うためのチーム状況を考えたならば、

 

 

炭谷選手の獲得は断然私はアリだったと私は思います。