人的補償の長野はなぜプロテクト漏れしたのか?広島カープで活躍はできるか 昨季はマツダスタジアムで好相性
長野久義外野手を獲得したと7日両球団から発表がありました。
生え抜き功労者二人目の流出でキャプテンの坂本選手や阿部選手をはじめ
球団内外からも衝撃が走っているようです。
なぜプロテクトから外れてしまったのか
長野選手がプロテクト漏れした理由としては、怪我持ちであるということが一つの大きな理由となりそうです。
14年オフに長野選手は右ひじと右ひざの手術を受けました。
それ以降打率3割を超えたシーズンは無く、出場試合数も落ち
昨シーズンはプロ9年間で最少となる116試合に終わりました。
また若返りを図る巨人にとって、34歳というプロ野球界で言う高齢化も理由となったのではないかと思われます。
報道でも「長年巨人で働いていた選手はかなりリストから漏れていた」と
緒方監督が明かしたようです。
マツダスタジアムは昨季好相性
これまで長野選手にとってマツダスタジアムは苦手な球場でもありましたが、
昨季は36打数12安打 打率.333、1本塁打2打点
と、相性の良さをうかがえます。
またマツダスタジアムは天然芝で、
固く足腰に負担のかかる東京ドームとは打って変わる、
足腰に負担の少ない球場であるというのは、
間違いなく長野選手にとって有利に運ぶでしょう。
来シーズンのカープには貴重な戦力、
レギュラーとして期待されるのは間違いない。
また、若手が多いカープにとってベテランの存在は欠かせない。
昨シーズンや一昨年は新井、その前は黒田選手などベテランが引っ張り優勝を導くこととなりました。
その点においても、長野選手は「ナイスガイ」な選手として巨人でも度々ファンや選手から慕われていました。
広島の今回の獲得は、
チームの精神的支柱としても長野選手の活躍や存在は必須であり、
絶対的にプラスになったと間違いなく言えます。
もう一度花を咲かせてほしいところです。
まとめ
今回の移籍はかなり驚いたが、
丸選手の獲得によって外野争いが激化した
巨人というチーム事情を考えるとやむ負えない決断でもあったのかとも思われます。
長野選手は悔しい思いの方が正直大きいと思います。
その中での今回の移籍のコメントについてダルビッシュ選手をはじめ多くの人が評価されていました。
ここからも長野選手の人柄がにじみ出ていたような気がします。
阪神ファンの私としては厄介な相手になりそうですが、敵ながら頑張ってほしいなと思います。