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金子千尋は日本ハムへ移籍!なぜオリックスと同じ条件で日ハムは「電撃獲得」できたのか?

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こんにちはカズヤです。

 

 

昨日、オリックスから自由契約となっていた金子千尋選手が

 

日本ハムに移籍することが決まりました。

 

 

 

news.nifty.com

 

 

 

いや、早かったですね。

 

 

 

日本ハムは今季10勝したマルティネス投手の自由契約で、

 

 

 

先発頭が足りず、

 

 

戦力的にも金子投手の獲得は非常にマッチしていました。

 

 

 

 

また、気になる契約条件ですが、

 

 

今出ている報道を見ると、オリックス掲示した「1億円」に

 

 

「+出来高」だそうです。

 

 

 

そう。実は、オリックスと契約内容はほとんど変わらないんです。

 

 

 

 

自由契約された当初は金銭面で納得いかず、保留にしていたと思われていましたが

 

 

金銭面ではどうやらなかったようですね。

 

 

 

 

 

ではなぜ日本ハムは同じ条件で金子選手を「電撃獲得」できたのか?

 

 

 

 

それは、日本ハムの「徹底した獲得戦略」が実を結んだのです。

 

 

 

欲しい選手は絶対的に獲りに行く

 

日本ハムのすごいところは、

 

球団とフロントが一丸となってチーム作りができているということです。

 

 

 

それは補強に対しての方針が全くぶれていないから。

 

 

 

 

ドラフトでも日本ハムは毎年補強の成功点が高い。

 

 

 

 

それは野球ファンの中でも有名ですが、

 

 

 

 

日本ハムは「その年最高の選手を指名する」と決めているからです。

 

 

 

 

一見危険とも見られるこの「ブレない方針」が、

 

 

ドラフトにおいて高い成功率を残しています。

 

 

 

 

 

そして今回の金子選手の電撃獲得についても、

 

 

 

この方針がブレなかった結果でしょう。

 

 

 

 

他球団も実は獲得に向けて動いてはいましたが、

 

 

如何せん先ほど書いた、

 

 

 

自由契約の理由が「金銭面」にあったと見られていたため

 

 

どの程度の契約を掲示するべきか分からず、

 

 

出足が鈍ったとも思われます。

 

 

 

 

おそらく他球団の交渉の動向を見ながら、動こうとしていたのでしょう。

 

 

 

 

そんな中、2日に自由契約選手が公示された後

 

 

 

日本ハムは翌日すぐに交渉に移りました。

 

 

 

 

そしてその翌日に契約が合意。

 

 

 

 

このスピード感は完全に日本ハムの「ブレない補強戦略勝ち」とも言えます。

 

 

 

 

なぜほとんど同じ契約内容なのに獲得できたのか?

 

そしてもう一つ気になるのはこの疑問。

 

 

オリックスとあまり変わらない条件なのにどうして契約合意に至ったのか?

 

 

 

結論から言うと、

 

金子選手はそこまで金銭面を気にしていなかったということです。

 

 

 

 

 

となると考えられるのは、

 

 

 

「環境を変えたかった」というところが正直な理由だったのではないかと。

 

 

 

 

近年のオリックス

 

投手の酷使や、伊藤光捕手をはじめとするベテランの放出などが問題視されており、

 

 

 

決してチーム状況が良いとは思えない現状です。

 

 

 

 

 

そういう所も踏まえ、「掲示された金額でプレーできるか」という考えに達し、

 

 

 

自由契約を申し入れたのでしょう。

 

 

 

 

先に手を挙げた日本ハムは交渉の際、

 

 

金銭面以外のチームの「セールスポイント」を熱烈にアピールしたと言っています。

 

 

 

 

栗山監督の野球観や、チームカラー、フロントの考えなどを熱く語ったと。

 

 

 

 

金子選手もそこに熱意を感じ傾き、GMも感触をつかんだと言います。

 

 

 

 

 

またもう一つ考えられるのは、

 

 

契約の中に「メジャー挑戦」も考慮した契約内容になっているのではないか

 

 

という話です。

 

 

 

金子選手は「メジャーの挑戦もしてみたい」と公言しています。

 

news.livedoor.com

 

 

そこを容認しさらに本人を尊重した契約内容になっているのではないか?

 

 

という話もあるようです。

 

 

 

 

まとめ

 

今回の日本ハムの動きは素晴らしかったと思いますが、

 

 

他球団もこれができるかと言われれば中々できないし、

 

 

 

同じ契約内容で合意には決して達せなかったでしょう。

 

 

 

 

日本ハムにしかできない、「ブレない方針」と「チームカラー」の

 

圧倒的勝利だったと思います。

 

 

 

今一度、「日本ハム」という球団とフロントの凄まじさを見せつけられた瞬間でした。

 

 

 

 

 

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