プロ野球ブログ

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阪神 中谷将大2018年の不調の原因と2019年の復活について。

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今回は阪神 中谷将大選手の復活できるのかについて書いていきます。

 

 

 

 

 

 

中谷選手は2017年シーズンにブレイクし、

 

 

 

 

打率.240ながら、

 

 

ホームラン20本 打点61打点

 

 

 

と自己最高の成績をたたき出し、

 

 

 

生え抜き野手では浜中おさむ氏以来となる20本塁打達成となり、

 

 

虎の大砲候補として大きな期待を持たせました。

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

昨年の2018年シーズンは

 

 

 

打率.230 5本塁打26打点と

 

 

大きく成績は下降し、シーズンの半分を2軍暮らしに費やしてしまうシーズンになりました。

 

 

 

 

中谷の不振の原因である「捻りすぎ」とは?

 

 

なぜ18年シーズンは前年に比べて、

 

 

これほどにまで成績が下降してしまったのか。

 

 

 

 

阪神のOBであり、打撃解説にも定評のある真弓昭信氏はこう語っています。

 

 

「18年の中谷は遠くに飛ばそうとしすぎて左肩が入りすぎていた。

その結果、弱点であるインコースの速球にも対応しようと開きが早くなり、

本来打てていた外の変化球までも打てなくなってしまっていた。」

 

 

 

上記の解説をもう少し詳しく解説すると、

 

 

 

中谷選手はブルヒッター(引っ張りに行く打者)タイプの打者で、

 

 

普通の打者より構えた時から骨盤を捻り、

 

 

そこから小さく捻って勢いをつけ思い切り引っ張るバッティングフォーム。

 

 

 

 

良いときは捻ってもきちんと左肩に壁ができ、追い込まれても右打ちもしっかりできていました。

 

 

2017年の調子が良いときは正にそのようなフォームです。

 

 

 

 

 

 

ただ2018年は、

 

 

 

右打ちや長打を意識しすぎてしまったせいか、

 

 

構えた時から左肩が入り、上半身の捻りが強くなってしまっていました。

 

 

 

 

そこから勢いをつけようともう一度後ろに思いっきり捻るため、

 

 

バットの出が悪くなり、

 

 

左肩が入りすぎているため、壁も崩れ、

 

 

 

内角の球には力負けし、今まで引っ張っることができた得意の球も

 

 

引っ張れなくなってしまったのです。

 

 

 

 

「窮屈そうなバッティング」が強く印象に残るシーズンでした。

 

 

 

多くの解説者が

 

「中谷は捻りすぎ。」

 

「構えた時から背番号が見えすぎている」

 

 

と指摘されていたのは、上半身を捻りすぎて左肩が入りすぎていたということです。

 

 

 

 

 

2019年 中谷は復活するのか?

 

 

今のところキャンプの動画を見ていると、

 

本人も「捻りの矯正」を強く意識しながら練習しているように見えました。

 

 

 

 

 

紅白戦でもいきなりレフトスタンドに3ランホームランを打っていましたが、

 

 

 

その時のバッティングフォームを見ても、

 

 

昨年のような「構えた時からの捻り」はかなり軽減されていて私も安心しました。

 

 

 

 

 

また侍ジャパンの強化試合のメンバーにもリストアップされているようで、

 

 

プロから見ても復活の兆しを見せられているということは間違いないようです。

 

 

www.sponichi.co.jp

 

 

 

 

ただ心配なのは、調子を崩してしまった時に

 

 

左肩を入れすぎてしまわないかということです。

 

 

 

 

昨年同様、

 

調子が悪くなればなるほど中谷選手は左肩の壁が崩れ、開きすぎてしまう傾向があります。

 

 

 

ここを今年はどう修正して、成績を残すことが出来るのか。

 

 

 

 

キャンプ、オープン戦、シーズンを引き続き見ながら注目していこうと思います。

 

 

 

 

 

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