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【阪神】前中日のガルシア投手の獲得を発表!!ガルシアは甲子園が実は苦手?懸念材料も含め「阪神ガルシア」を解説

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こんにちはカズヤです。

 

 

昨日12月17日に阪神が元中日のガルシア投手の獲得を発表しました。

 

 

www.nikkansports.com

 

 

 

 

今季のガルシア投手の成績は

 

 

27試合 13勝9敗 防御率2.99

 

 

と文句のない活躍でした。

 

 

 

 

 

しかし、今年阪神に移籍したガルシア投手は

 

 

来年活躍できない可能性が高いとも言われています。

 

 

 

 

なぜか?

 

 

今回は「阪神ガルシア」から考えられる懸念材料を含め、

 

 

活躍が難しい理由を解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

ガルシア投手は、典型的な「ゴロを打たせる投手」

 

 

ガルシア投手の持ち球は

 

 

ストレート・スライダー・チェンジアップ・ツーシーム・カーブ

 

 

で、

 

 

 

LOB%(ゴロで打ち取った率)は79%と

 

 

 

典型的な「ゴロを打たせて取るピッチャー」です。

 

 

 

 

これの何が懸念材料化と言われると、

 

 

阪神は内野の守備があまり堅いとはいえません。

 

 

 

 

 

 

今季の阪神は失策数が88とリーグワーストで、

 

 

 

中日は51と失策数はリーグで一番少ない数字でした。

 

 

 

 

 

今年中日で活躍できた一つの要因として

 

 

バックにリーグ1の堅い守備があったからこそだったことは否めません。

 

 

 

 

 

 

阪神には生え抜きでガルシア投手と同じタイプの守屋という投手がいますが、

 

 

一昨年一軍デビューした時も味方のエラーが目立ち活躍できませんでした。

 

 

 

 

 

これからのキャンプの過ごし方次第でもありますが、

 

 

正直今の阪神の守備では、ガルシア投手も中々活躍しにくいと思われます。。。

 

 

 

 

 

ドームでは強いが、甲子園では弱い

 

今季の球場別の成績を見てみると、

 

 

本拠地のナゴヤドームの成績は

 

10勝4敗 2.20

 

 

また、東京ドームの成績

 

 

2勝0敗 0.56

 

 

 

ドームの成績はかなり相性がいい事が伺えますが、

 

 

 

ビジターの成績は

 

 

3勝5敗 4.33で、

 

 

 

特に甲子園の成績は

 

0勝1敗 7.20

 

 

と屋外のビジター戦、

 

 

 

特に甲子園の相性の悪さが引き立っています。

 

 

 

 

 

 

ここから考えられるのはマウンドの「土の固さ」です。

 

 

 

 

 

 

ドームは比較的土が固く傾斜も高いので、

 

 

 

長身の外国人投手にとっては投げやすく、

 

 

打者にとっても球筋が見ずらいと言われますが、

 

 

 

 

 

 

甲子園の土は粘土質で柔らかく、傾斜もドーム球場に比べると

 

 

 

球も見極めやすい。

 

 

 

 

 

 

ガルシア投手の場合、スライダーが他の投手より少し癖のある球で、

 

 

 

左打者もかなり苦労していたイメージもあります。

 

 

 

 

 

ただ、甲子園の数字を見ると、防御率が7.20と高く、

 

 

 

左打者もそこまで苦にしていなかったのが怪しいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

来年からホームとなる甲子園球場でどれだけ活躍することができるのか?

 

 

 

 

 

またどの球場で登板させるのかがかなりカギになっていきそうです。

 

 

 

 

 

後半戦4勝5敗 防御率3.62

 

 

もう一つ怖いのは後半戦の成績です。

 

 

前半戦は、

 

9勝4敗 防御率2.45

 

 

と、とてもいい成績を残しましたが、

 

 

後半戦は

 

 

4勝5敗 3.62と微妙。

 

 

打ち込まれている感は否めません。

 

 

 

 

 

 

考えられる事としては、先ほど述べたガルシア投手の武器、

 

 

 

「癖のあるスライダー」を各打者が慣れ始めたという所です。

 

 

 

 

 

この数字を見てガルシア投手や阪神が来年どういう対策を練ってくるか、

 

 

を注目してみましょう。

 

 

 

 

まとめ

 

去年の成績を見ると、プラスとなった補強であることは間違いないです。

 

 

 

 

データで懸念材料をまとめてみましたが、

 

 

 

まだ来日一年目でビジターの登板数は6試合だったため

 

 

どこまで来年もそれが当てはまるかは分かりません。

 

 

 

 

阪神にとってどれだけプラスになるかは結局、

 

 

首脳陣、ガルシア投手の活躍次第となりそうです。

 

 

 

 

 

 

成績は申し分ないので期待しましょう。