【日本選手最高年俸】巨人菅野智之投手が一流で在り続けるために培った、「感じる力」とは?
こんにちはカズヤです。
菅野投手が先日契約更改に臨み、
2億円増の日本人選手最高年俸の6億5千万円でサインしました。
また今年は
15勝8敗 防御率2.14
と圧倒的な成績を残し、
2年連続の沢村賞投手にもなっています。
また来季は背番号が19から「18」のエース番号に変わることが発表されています。
今回はそんな球界を代表するピッチャーでもある菅野投手は、
どのようにして一流で在り続けているのか?
面白い動画があったので、それを見ながら書いていこうと思います。
「感じる力があったから活躍してこれた」
まずは下記の動画を見つけたので、見てほしい。
この動画で面白いのが、
7:50からの皆で食事をしている場面。
菅野投手はオリックスの西投手が食器を片づけたり、先輩の飲み物を聞いたりしているのに対して、
なにもしない巨人の若手に怒るシーンがある。
「なぜそんなことも気づかないのか。そんな難しいこと言っているか?」と叱責する。
菅野投手はこの場面についてその後、
「若手には『目配り、気配り』という「感じる力」の重要性を知ってほしかった。
普段の「目配り、気配り」はグラウンドにも直接繋がるもの。
例えば3イニング抑えて、相手ベンチが円陣を組んでいたら
「ん?なにか変えてくるかな?」と思うし、
バッターだったら「さっきよりバットを短く持っているな」
とか「離れて立ったな」とか。
それは「感じる力」。
そうやって全てマウンドに繋がる。
野球の試合はたった3時間しかない。
普段の生活の積み重ねが何よりも大切。」
と振り返る。
ルーキーイヤー開幕4連勝。「このままじゃ勝てない」と気づいた
「感じる力」をこれだけ若手に強く教えるのには、
菅野投手自身、プロに入ったばかりの「教訓」として生き続けているからだと話しています。
菅野投手はルーキーイヤーに開幕から4連勝した際、
「全然楽勝じゃん。どこまで勝てるんだろう。」と思ったそうです。
ただそれから投げていくたびに、
空振りしていた球が、バットに当たってファールになるようになり、
ファールになっていた球が、前に飛んでヒットになるようになり始め、
「このままでは勝てない。体ももたない」と思えることができたそう。
それからは先輩や監督、
キャッチャーの阿部選手に聞きづらい事を質問するようにしたそうです。
「それは今まで通じていた球が打たれるようになって『このままじゃ勝てない』と、
``感じ取ること''ができたから。
あそこで『なんで?』とか、『こんなはずじゃない』と思っていたら、
そこで終わっていたと思います。」
と菅野投手も語っています。
まとめ
菅野投手と言えば、「ストイック」なイメージも強く、
毎年毎年貪欲に新しいピッチャーへと進化していく姿が印象的でした。
正直何故ここまで変化を追い求めていくのか不思議でもありましたが、
裏にはちゃんとルーキーイヤーの経験があったからこそだったんですね。
来オフはメジャーも噂されていますがどうなるでしょうか。
投手としては好きなピッチャーなので来年も変わらず注目してみようと思っています。
では。