【阪神タイガース井上広大】はなぜ高卒で活躍できているのか?その凄さについて。
youtubeでも解説しています。
今回は阪神タイガース井上広大選手はなぜ高卒でいきなり結果が出ているのか?その凄さについて話したいと思います。
「インサイドアウト」を高卒で体現
井上選手の凄さはズバリ「インサイドアウト」のスイングができているということです。
インサイドアウトスイングとは一体どういうことなんでしょう。
インサイドアウトスイングとは、バットの軌道を表す言葉で、バッティングの理想とされるスイングとなります。腕を身体に巻きつけ、腕の力ではなく体の回転の力で打つイメージのことを言います。それによって最短距離でバットを出すことができるので、長くボールを見ることができ、ボールの軌道に対してバットの軌道を合わせやすくなります。ミート、そしてパワーを落とさずスイングすることができるのです。
言葉で話すとなんとなく誰でも出来そうな気はしますが、実はプロの選手でも中々出来る人はいません。インサイドアウトスイングの反対に、ドアスイングという言葉があります。多くの野手は体の軸ではなく、腕の力で打とうとしてしまい、ヘッドが下がり、バットは遠回りしてスムーズに出てこず、引っ掛かってしまいやすくなります。
井上選手はこのインサイドアウトスイングを18歳で既に身につけ、プロの世界でも体現できてしまっているということなのです。凄すぎますね。着実に実践を積み上げ、コーチがフォームをいじることがなければ活躍する日はそう遠くないでしょう。